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ホーム > すべて表示 > ヘッドライン > 終末期医療ってなに?
終末期医療は、ターミナルケアとも呼ばれ、末期がんなどに罹患した患者の看護の事です。
「主に延命を目的とした看護ではなく、患者の身体的および精神的苦痛を軽減し、人生の質(QOL)を向上する事が目的とされています。」 よって、医療的な処置は緩和医療が中心で、精神的な側面を優先した総合的な措置がとられます。 【終末期医療の基本精神】 患者や家族等と医療関係者の生命維持に関する相互理解を基盤にして、患者の自己決定権を尊重して医療を行う。 患者が終末期において過剰な延命治療を望まない時は、その意志を尊重した最善の医療を行います。 (患者に決定能力がない場合は家族の判断になります) 【終末期の定義】 「終末期」とは、回復の見込みのない疾患に冒されて、死を間近に迎えた末期の患者の状態です。 終末期に携わる医療を終末期医療といいます。 【延命措置を拒否する意思表示】 意思表示が可能な患者は、不治もしくは末期を想定した場合の延命措置を拒否する事が可能です。 ただし、延命措置を拒否する意思が正当と評価出来る書面で表示しなければならないようです。 近親者や代理人の証言のみの場合は、拒否する事が出来ません。 また、1回だけの話し合いでは結論を出さず、複数回の話し合いを経て確認する。 18歳未満の患者においても、本人の理解力及び意思決定能力がある場合は、十分にその意思は尊重せねばならない。 【苦痛緩和】 終末期の患者が最も望むことは、苦痛の緩和である。 よって、可能な限り疼痛やその他の不快な症状を緩和する事が重要です。 患者、家族の精神的、社会的な援助も含めた総合的な医療及びケアを行うことが必要だとされています。 - WL-News Ver1.02 - |