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ホーム > すべて表示 > ヘッドライン > 父親が、びまん性レビー小体病で、失禁の後始末が大変です。幸い、自分で立ち座りはできるので、すべて介護者が行うわけではないのですが、シーツ・パジャマの交換やオムツの用意、汚物の処理など、毎日となるといやになります。
「失禁」としか記述されていませんが、病名から考えて尿失禁のこととして記述します。
男性の尿失禁は女性と比較するといろいろと用具も利用できます。おむつに限定して考えることなく、対応を試みましょう。 体を動かすことができるようですから、その活動を阻害しないような方法を考えることが大切です。また、病名から考えて頻尿であることが想定されます。定時排尿などの誘導が困難であることを想定して記述しますが、失禁対応はアセスメント(状態の評価)が大切で、それに応じて対応を考えますので、必ず専門家に相談することをおすすめします。失禁外来のある病院もありますし、看護師で失禁に詳しい方もおられます。 尿失禁に対してはおむつ以外では採尿器を利用することになります。活動的な男性の場合にはコンドームタイプの採尿器が適切である可能性があります。コンドームの内側に粘着剤がついていて、陰茎に固定します。コンドームの先にはチューブがついていて、集尿器につなぎます。集尿器は下腿部や大腿部に固定しておきます。コンドーム部分だけが使い捨てになります。 粘着剤でかぶれる場合がありますので、最初は注意深く使用してみることが大切です。また、陰茎の太さに応じてサイズがあります。陰茎が短い場合には使用できないことがあります。 粘着剤でかぶれる場合には、陰茎にかぶせるタイプもあります。この場合にはかぶせたものを固定する腰ベルトや専用のパンツなどが必要になります。 これらの採尿器は主として脊髄損傷の方が使われることが多いと言えますが、今回のご相談には適している可能性がありますので、一度試みてみることをおすすめします。 商品に関しては、メールまたはフリーコール「0120-294-507」でお問い合わせ下さい。 - WL-News Ver1.02 - |