福祉機器、介護用品のレンタル・販売、在宅改修
運営/有限会社アットホーム
ホーム > すべて表示 > ヘッドライン > リウマチでほとんど動けず、膝関節も拘縮状態です。また、床ずれの危険性があることと、エアマットを使用していますが、体が沈み込んで痛いと訴えます。痛みを軽減できるようにウレタンマットを使用しましたが、それでも痛がり、体位変換時も痛がり困っています。少しでも緩和できるような対応例をおしえてください。
関節リウマチは他人にはわからない辛さが伴います。体の随所に痛みが現れ、熱感を伴います。また、ご利用者は膝関節の拘縮も伴っていることから介護には工夫が必要です。
床ずれの危険があるということですが、痩せておられるのでしょうか。また、食事量・内容は十分でしょうか。危険をできる限り取り除くために、通気性が良く、ある程度の硬さがあり、体が沈まないマットが必要かと思います。 アットホームでは、「高反発クッション ハッピーそよかぜ オーバーレイタイプ」をお勧めします。 また、痛みが課題の1つですが、体位変換時の工夫が必要ではないかと思います。横向き(側臥位)になるとき、膝関節の拘縮があるということですね。横を向きますよという意識になってもらうため、ゆっくりとご自身のリズムで向く側へ顔を動かしていただきます。そして、介護の基本になりますが、両腕を抱えるように組んでいただきましょう。ここでも、ご本人のリズムで。腕を組むと床についている面積が少なくなり、動いていただきやすくなるのです。ですから、無理をしない程度にできるだけ体を小さくしていただきましょう。下肢も床についている面積を少なくするために無理せずに膝を立てられるだけ立てていただきます。介護者が手を添えながらでも良いと思います。肩に介護者は手を大きく開いて、指先に力を入れずに触れましょう。そして、膝から臀部にかけては介護者の肘から手の指先(手は大きく開いて指先に力を入れない)までの全体で優しく抱えるように包み込みます。ゆっくり、下肢を横を向く側に倒しますが、そのとき、余り間を空けずに肩も向く側に倒しましょう。体型を見るとわかると思いますが、ベッドに下になった肩が90度にいることは、とっても辛い状態ですので、ソッとその肩を前の方に引いてください。下肢についても後方に倒し気味にすると負担が少なくなり、痛みから逃れられると思います。 ただ、とても痛みを訴えられるようですので、クッションなどを上手に活用すると良いでしょう。一般には自宅にあるバスタオルや座布団などを背中などに当て側臥位にしますが、当てものに配慮してみましょう。また、介護保険レンタル商品(体位変換器)「体位変換クッション パフディ」なら側臥位になって背に当てたり、膝に挟んだり、組んだ腕に挟んだりしても痛みの軽減に繋がるのではないかと思います。 http://www.kaigo-club.net/item/img/400tokodure_bousi/tokozure.jpg - WL-News Ver1.02 - |