福祉機器、介護用品のレンタル・販売、在宅改修
運営/有限会社アットホーム
ホーム > すべて表示 > ヘッドライン > 床ずれ発生リスクをアセスメントする方法は?
床ずれを予防するためには、個々の床ずれ発生の危険性を予測し、問題のある要因を取り去っていく対策をとっていきましょう。
●リスクアセスメントスケール 1.プレーデンスケール 看護師が観察・評価できる6項目(知覚の認識、湿潤、活動性、可動性、栄養状態、摩擦とずれ)を抽出し、評点化したスケール。6〜23点で採点、点数が低いほど褥瘡が発生しやすいと判断される。 カットオフ値/病院14点以下、施設・在宅16点以下 リスクを評点化する前段階要因と引き金要因をYES/NOの2段階で評価するスケール。 2.K式スケール 前段階要因/自立体位変換不可、骨突出あり、栄養状態悪い 引き金要因/体圧、湿潤、ずれ YESを1点とし、両要因とも0〜最高3点となり、合計点が高いほど、褥瘡発生の危険度が高いとする。スケール内の骨突出の評価には、体圧測定が有用とされている。看護師の熟練度に関係なく同一対象に同様な評価が得られるのが特長。 3.在宅版K式スケール K式スケールをベースに、前段階要因に介護者の知識、引き金要因に栄養を加えた在宅療養者のためのスケール。0〜8点の範囲で採点し、4点以上になると危険度が高いとする。 4.OHスケール 厚生労働省長寿科学総合研究班による調査を元に作成されたスケール。自力体位変換、病的骨突出、浮腫、関節拘縮の4項目で評価を行い、0〜3点の点数配分(項目により点数の重みつけが異なる)合計点は0〜10点となる。合計点より4段階に分類している。 0点…危険因子なし 1〜3点…軽度 4〜6点…中等度 7〜10点…高度 シンプルでかつ使いやすいのが特長。 5.厚生労働省じょくそう危険因子の評価(様式5) 数値化するスケールとは異なり、1つでも危険因子があれば、褥瘡発生の危険性ありと判断し、看護計画を立てるという、介入に直結する評価リスト。 基本的動作能力、病的骨突出、栄養状態低下、皮膚湿潤、関節拘縮、浮腫の6項目で判断する。 - WL-News Ver1.02 - |